初心者が続けやすいジムは?最低3か月は続けるべき理由

アイキャッチ

初めてのジム選びで最も大切なのは、続けやすさです。運動効果は短期間で出るものではありません。少なくとも3か月は通い続けられる、自分に合ったジムを選びましょう。

この記事では、初心者が続けやすいジムの選び方についてくわしく解説します。おすすめの初心者向けジム3選や、ジムで知っておくべき基本マナーも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

ジム入会3ヶ月後の継続率はわずか37%

入会時はやる気満々でも、そのモチベーションを維持するのは簡単ではありません。

アメリカの研究によると、フィットネスジムの継続率は入会から3ヶ月後にはわずか37%に減少し、1年後には4%未満になるという結果が出ています。

さらに、日本フィットネス産業協会のデータによれば、日本のジムの1か月あたりの平均退会率は4~5%。1年後には、約半数の会員が入れ替わると報告されています。

このような数値からも、ジムを続けるのは決して簡単ではないことがわかります。

参考:産経新聞「長続きしないフィットネスジム、楽しければ…まるでディスコ、娯楽型が急増」

初心者は最低3か月ジムを続けるべき理由

筋トレマシン

ジムに入会したら、まずは3か月を目標に続けることを心がけましょう。ここでは、なぜ最低3ヶ月の期間が必要なのか、3つの理由を解説します。

理由1. 体が適応するまで1~2か月かかる

ジムに通い始めて最初の1~2か月間は、体がトレーニングの動作に慣れる準備期間です。

この期間は運動の動作がなめらかになったり筋肉が負荷に慣れたりと、神経系の適応が中心。脂肪や筋肉にあまり変化が感じられなくてつらい時期ですが、トレーニングに順応していくための大切な期間です。

正しいフォームが自然にできるようになった、腕の動きがスムーズになったなど、トレーニングスキルの成長に目を向けてモチベーションを維持しましょう。

理由2. 習慣化するまで2~3ヶ月かかる

2009年にロンドン大学で行われた実験では、習慣化させたい行動がしっかり定着するまで平均66日かかると報告されています。

とくに身体に関する習慣は身につくまで約2~3か月が必要と言われており、運動の習慣もそのひとつです。

ジムに通って3か月目を過ぎるころ、やっとトレーニングが生活の一部となっていきます。これまで運動の習慣がない人は、まず3か月を目標にジムに通い続けましょう。

理由3. 効果を感じるまで3か月かかる

ジムに通う頻度やトレーニング強度にもよりますが、有酸素運動や筋トレの効果を感じ始めるまで約3か月かかるといわれています。

たとえば有酸素運動を定期的に続けた場合、体脂肪が落ち始めるのは40日前後から。そこから見た目の変化を感じられるまでには、約3か月かかるとされています。(※1)

※1 食事の量は変えず、有酸素運動のみ続けた場合

筋トレの場合もジムに通う頻度にもよりますが、「筋力がついてきた」と自分で感じられるまでやはり約3か月程度かかります。

1~2か月目はトレーニングの効果をあまり感じにくく、ジムに通うモチベーションが下がりやすいです。脂肪や筋肉は短期間では変化しないことを考慮して、長期的なスケジュールで運動を続けましょう。

初心者が続けやすいジム選びのポイント

エアロバイク

何事も無理をすると続きません。
通い続けやすいジムは、今の生活スタイルを大きく変えなくても通えるジムです。

ここでは、無理なく通い続けられるジムのポイントについて解説します。

自宅や職場から近い

自分の時間をなかなかとれない人は、自宅や職場から近くて通いやすいジムを選びましょう。

「忙しくて通う時間がない」を理由に、ジムを退会する人は非常に多いです。

また、急用が入ったり天候が悪かったり、モチベーションが上がらなかったりする日も意外と多いもの。そんな日は、ジムが遠いと行くのがさらに億劫になってしまいます。

ジムが近ければ、「20分だけ気分転換にジムに行こう」と前向きに考えやすいです。

通いたい時間に営業している

自分が通いたいと思う時間に営業していることも、続けるための重要なポイントです。

ジム選びをする前に、まずは自分がどんなタイミングで利用したいのか具体的にイメージしてみましょう。出勤前や仕事帰りに立ち寄りたいなら、早朝や深夜に営業しているジムを選ぶのがおすすめです。

自分が通いやすい時間帯に営業しているジムを選べば、日々のルーティーンに組み込みやすいですよ。

初心者向けサポートがある

初めてジムに通うなら、初心者向けサポートは必須です。

マシンの使い方正しいフォームトレーニングメニューの組み方など、初心者の間はわからないことだらけ。初めのうちはプロの指導を受けて、正しいトレーニング方法を身につけましょう。

初心者向けサポートの例としては、次のようなものがあります。

初心者向けサポートの例
  • マシンの使い方やフォームをマンツーマンでサポート
  • トレーニングメニューの組み立てをアドバイス
  • 体成分測定器で筋肉と体脂肪のバランスをチェック
  • 理想的な食事のアドバイス

基本知識なしでのトレーニングは、重大な事故やケガのもとです。長く運動を楽しむためにも、初心者のサポートが手厚いジムを選びましょう。

料金が予算内におさまる

どんなに良いジムだとしても、家計を圧迫するような料金では長く続けられません。運動は長期的に続けることが重要なため、料金が予算内におさまるジムを選ぶ必要があります。

ジムの月額料金の相場はサービス内容によって幅がありますが、3,000~12,000円程度です。月額料金以外にも、入会金・年会費・タオルのレンタル料などがかかる場合があります。

入会後にかかるお金については、事前に十分確認しましょう。

体験・見学ができる

公式サイトの情報やネット上の口コミだけでは、実際のジムの雰囲気はわかりません。入会前に体験や見学を申し込み、自分と相性がよいジムか確認しておきましょう。

実際に自分の目で見てみると、スタッフの対応や施設の衛生面通っている会員の年齢層・性別・雰囲気などを肌で感じられます。初心者が入っていきやすい雰囲気かどうか、体験・見学でぜひチェックしてみてください。

体験は無料が多いですが、ジムによっては500~2,000円前後かかる場合があります。また、予約が必要なジムも多いので、公式サイトや電話等で確認しましょう。

初心者におすすめの人気ジム3選

有酸素運動

ここでは、初心者向けサポートのあるおすすめジム3選を紹介します。
自分にぴったりのジムを見つけ、楽しく運動を始めましょう。

※記載内容は2025年3月11日時点のものです

セントラルスポーツ

初心者向けサポート
  • 体成分測定で体脂肪や筋肉のバランスをチェック
  • 施設やマシンの使い方ガイダンスの実施
  • トレーニングメニューの提案
  • パーソナルトレーニングの無料体験
メリットデメリット
ジム・プール・スタジオがある
パーソナルトレーニングが受けられる
マシン以外の運動も楽しめる
インストラクターの丁寧なサポートがある
料金が比較的高め
契約時間外の利用は別途料金がかかる

※店舗により異なる場合があります

ジムエリアだけでなく、プールやスタジオレッスンも利用できるセントラルスポーツ。

スタジオレッスンではヨガやピラティスなど豊富なプログラムが用意されており、マシントレーニングばかりだと飽きてしまう人でも気分を変えて運動できます。

新規入会者特典でサポートプログラムが用意されているのもポイント。体成分測定マシンの使い方ガイダンストレーニングメニューの提案を受けられるので、初心者でもスムーズにトレーニングを始められます。

さらに、新規入会者はパーソナルトレーニングを2回無料で利用可能です。一人ひとりの悩みや目的に合わせたトレーニングを、マンツーマンでサポートしてもらえます。

公式サイトhttps://www.central.co.jp/
エリア・店舗数全国に200店舗以上
営業時間店舗により異なる
月額料金店舗により異なる
体験・見学500円(税込)の1日体験あり/見学は予約なしで可
パーソナルトレーニング
シャワールーム
ロッカー
タオル等のレンタル〇 ※店舗による

※2025年3月11日時点
※サービス内容は店舗によって異なる場合があります

chocoZAP(チョコザップ)

初心者向けサポート
  • 入会者にスターターキット(体組成計・ヘルスウォッチ)を提供
  • LINEでアドバイザーに相談できる
  • 機能豊富な専用アプリで初心者をサポート
メリットデメリット
24時間いつでも利用できる
着替え不要ですぐにトレーニングできる
セルフフエステなどのサービスが充実
オプション料金なしで全サービス利用可能
インストラクターが常駐していない
ロッカーに鍵がついていない
シャワールームがない
更衣室が少なく男女兼用

※店舗により異なる場合があります

ライザップが運営する24時間営業の無人ジムで、服装自由・着替えや靴の履き替えも不要というお手軽さが人気です。

常駐のインストラクターはいませんが、機能豊富な専用アプリで会員をサポート。マシンの使い方やトレーニング方法がわからなくても、アプリ内の動画で詳しい説明が見られます。

専用アプリでは、次のような機能を利用可能です。

【専用アプリで使える機能】

  • 体組成計やヘルスウォッチと連携して体重・体脂肪率を自動記録
  • トレーニング回数や負荷を自動記録
  • 食事の写真をアップロードするだけでカロリー計算できる食事記録
  • マシンの使い方やトレーニング方法の動画解説
  • 悩みやレベル別のトレーニング方法を紹介する動画コンテンツ

そのほかにも、アドバイザーにLINEで相談できる「ちょこっとサポート」を追加料金なしで利用できます。トレーニングに関する疑問や悩みはもちろん、栄養管理や生活習慣に関することまで相談できるのが魅力です。

公式サイトhttps://chocozap.jp/
エリア・店舗数全国に1770店舗以上
営業時間24時間
月額料金3,278円(税込)
体験・見学×
パーソナルトレーニング× ※トレーナーの常駐なし
シャワールーム×
ロッカー△ ※オープンロッカー(鍵なし)
タオル等のレンタル×

※2025年3月11日時点
※サービス内容は店舗によって異なる場合があります

カーブス

初心者向けサポート
  • 専門コーチによるトレーニングや食事のアドバイス
メリットデメリット
女性だけでトレーニングできる
1回30分で気軽に運動できる
着替えや予約は不要
3つの運動をバランスよく実施できる
シャワールームがない
ロッカーに鍵がついていない
営業時間が短い
日曜・祝日は定休日

※店舗により異なる場合があります

全国に2,000店舗以上ある女性専用のフィットネスジムで、筋トレと有酸素運動を交互に行うサーキットトレーニングが特徴です。

1回のトレーニング時間は30分で、有酸素運動・筋トレ・柔軟運動の3つをバランスよく行えます。予約や着替えは不要のため、空いた時間で気軽に利用できるのが魅力です。

各ジムには専門コーチが常駐しており、トレーニングから食事まで丁寧にサポート。アットホームな雰囲気で、和気あいあいとトレーニングできます。短時間で楽しく運動したい人におすすめのジムです。

公式サイトhttps://www.curves.co.jp/
エリア・店舗数全国に2,000店舗以上
営業時間平日:10時~19時(13~14時除く)
土曜:10時~13時
※店舗により異なります
月額料金店舗により異なる
体験・見学無料体験あり/見学は要相談
パーソナルトレーニング
シャワールーム×
ロッカー△ ※オープンロッカー(鍵なし)
タオル等のレンタル

※2025年3月11日時点
※サービス内容は店舗によって異なる場合があります

長く続けたいジム初心者が知っておくべき5つの基本マナー

雑談する人

人が集まる場所ではどこでも一定のルールやマナーがありますが、ジムも同じです。お互いに気持ちよく利用するために、ルールやマナーを守ってトレーニングしましょう。

ここでは、ジム初心者が知っておくべき5つの基本マナーを解説します。

使用後は汗や汚れを拭き取る

トレーニングが終わったら、マシンについた汗や汚れを拭き取りましょう。あとの人が気持ちよく利用できるだけでなく、感染症対策転倒防止にもつながる大切なマナーです。

ジムに除菌スプレーやウエットティッシュが置かれている場合もあるので、確認してみてください。

基本的には、手や体がふれた場所を中心に拭きとれば大丈夫です。床に落ちた汗も、量が多いときは転倒防止のためにモップなどで拭き取ります。

ジムによってルールが違う場合もあるので、わからない点はスタッフに聞いてみるのがおすすめです。

マシンを独占しない

ひとつのマシンを長時間続けて使うのはやめましょう。

筋トレなら長くても15~20分、有酸素運動なら30分前後が一般的な使用時間の目安です。ジムによっては、「1人〇分まで」と決まっている場合もあります。マシンの近くに注意書きがないかチェックするか、スタッフに聞いてみるのがおすすめです。

また、初心者のうちはインターバルを長く取りがちです。タイマーでしっかり時間を測り、長くても5分以内に収めましょう。

使い終わったら元の位置に戻す

使ったものを元の位置に戻しておくのは、ジムに限らない基本的なマナーです。

ダンベルトレーニングボールその他の備品は決められた場所に片づけましょう。また、ピンで重りを変えるウエイトスタック式のマシンは、使い終わったら一番軽いウエイトにピンを戻すようにジムで決められていることが多いです。

15kgのプレートを10kgの場所に戻してしまうなど、片づける場所が違うと次の利用者がケガをする危険性があります。他の会員への配慮を忘れず、お互いに気持ちよくジムを利用しましょう。

大声での会話やイヤホンの音漏れに注意

施設内では、むやみに大きな声や音を出すのは避けましょう。他の会員の集中力を妨げるほか、パーソナルレッスン中の人はインストラクターの声が聞き取れなくなる可能性があります。

また、意外と多いのがイヤホンの音漏れです。イヤホンを使用する人は、自宅で音漏れしていないかチェックしておきましょう。

写真や動画の撮影はしない

トレーニング中の写真・動画撮影は、ほとんどのジムが禁止しています。撮影するときは許可された場所でのみというジムが多いので、注意が必要です。

許可されている場所で撮った写真でも、SNSなどへの投稿は控えましょう。他の利用者が写り込んでいた場合、プライバシーや肖像権の侵害になる可能性があります。さらに服装や体型、施設の構造などから人物や場所が特定されてしまうリスクもあるので要注意です。 

初心者のジム通いでよくある質問

ここでは、ジム初心者のよくある質問を4つ紹介します。ジムに通うのが初めての人はぜひ参考にしてみてください。

人目が気になります。空いている時間帯はいつですか?

平日の昼間は空いていることが多いです。土日祝日では、開館~10時頃までは比較的混んでいません。ジムによって混雑状況は違うので、スタッフに聞いてみるのがおすすめです。

どんなトレーニングをしたらよいかわかりません。

目的や体力に合ったメニューを作成してくれるジムを選びましょう。正しいフォームやトレーニング方法が身につくまで、パーソナルトレーニングを受けてみるのもおすすめです。

どんな服装がいいですか?

動きやすく、吸汗速乾タイプの服装がおすすめです。靴はクッション性に優れた、ランニング用やトレーニング用のシューズを履きましょう。ジーンズは伸縮性や通気性が悪いので避けてください。

初心者におすすめのマシンはどれですか?

有酸素運動では、ウォーキングマシンやエアロバイクが操作が簡単で初心者向きです。ウエイトマシンでは、下半身を鍛えるレッグプレスヒップアダクターがおすすめ。スタッフに初心者向けのマシンを聞いてみて、自分に合ったものから挑戦してみしょう。

初心者向けジムで無理なくトレーニングを続けよう

有酸素運動をする女性

ジムを選ぶときは、ストレスなく、楽しんで通い続けられるジムを選びましょう。

公式サイトや口コミなどで判断できることもありますが、施設の雰囲気を知るためには実際に体験見学に行ってみるのがよいでしょう。

初心者が続けやすいジムを選ぶためのポイントをまとめると、次の通りです。

初心者の続けやすいジム選びのポイント
  • 自宅や職場から近くて通いやすい
  • 行きたい時間に営業している
  • 予算内に料金がおさまる
  • 体験や見学ができる

上記のポイントを考慮して、自分にぴったりのジムを選んでくださいね。

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